2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

科学的安全神話とデカルト

科学的安全神話はどのようにしてできあがったのか。その発端はフランスの哲学者であり数学者でもあったデカルトの物心2元論にあると言われている。物心2元論とは、それまでのアリストテレスやキリスト教の中世哲学の考え方から転換し、自然を精神から切り離…

偽装停電と10万年後の安全

偽装停電の文章は既に紹介したとおりである。私はこの文章を読んだ時に、原発再稼働に関する議論はこれで良いのだろうかと思った。別に田中さんの文章が間違っているわけではなく、田中さんを含めた最近の政府とマスコミの原発再稼働に対する基本的論点がず…

「需給調整契約」とは、大口企業の電気代を割安にする代わりに、電力需給がひっ迫した際に、電気利用の削減義務を負う契約。

具体的には数時間前に連絡を受けて、工場を止めたり、冷房を切ったりする義務を負う代わり、電気料金を安くしてもらう契約。

偽装停電

原発再稼働を巡って様々な議論が展開されているが私のところに友人から以下のメールが送られてきた。「偽装停電の夏を食い止めよう」と題して、環境活動家の田中優さんが次のように原発推進派の作戦に関した文章を発表しています。5月5日の今日、北海道電…